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小坪トンネル

数々の霊体験が語られるトンネル

小坪トンネルは、鎌倉市と逗子市にまたがる計6つのトンネルの総称です。

並んだ二列の道路に3つずつトンネルが続いています。

ひとつは鎌倉から名越トンネル⇒逗子トンネル⇒小坪トンネルの順。

もうひとつは逗子から新小坪トンネル⇒新逗子トンネル⇒新名越トンネルの順で通ります。

この6つのトンネルの中でも、主に『名越トンネル』『小坪トンネル』で多くの霊が目撃されているようです。

 

有名なのは、タレントのキャシー中島さんが体験した話です。

タレント仲間数人と、車でこのトンネルに肝試しに来たキャシーさん。

トンネルの中頃にさしかかった時、運転をしていたKさんが「ウワーッ!」と叫び、助手席にいたケンちゃんもつられたように「ワーッ!」と叫びました。

「フロントを見ろ!」と慌てるKさんの声に後部座席のみなが前を見ると、トンネルの向こうから青白い光がだんだんと近づいてきました。

 

そして青白い大きな手のひらが、ぺたっと指の形がくっきりとわかるくらいフロントガラスにくっついたのです。

それは一瞬で消えていったのですが、その指紋の跡はギラギラと残っていました。

Kさんは夢中でアクセルを踏みトンネルを抜けようとしました。

その途中で車の天井にズシーンと何かが落ちてきたような衝撃が走ったそうです。

それでもKさんは強くアクセルを踏み、なんとかトンネルを出ることができました。

トンネルを出た先にはガソリンスタンドがあり、みんなはそこで落ち着こうということで車を降りて中に向かいました。

 

しかし、いざ中に入ってみると助手席に座っていたケンちゃんがいないのです。

いつまでたっても車を降りてこないケンちゃんを心配してみんなで様子を見に行きました。

そこには、車内で銅像みたいにカチコチに固まったケンちゃんがいました。

顔を上にむけ、歯をむき出したまま石のように、カチカチになっているのです。

キャシーさんはこの時のケンちゃんの表情を、人間のあらゆる表情を超えた、恐怖の絶頂……という一瞬の顔だったと語っています。

失心したまま意識が戻らなかったケンちゃんは、そのまま脳神経科の病院に入院することになりました。

入院してから10日がたった頃にキャシーさんがお見舞いをしに行ったところ、ケンちゃんはその時の表情のまま、謎の笑い声を響かせていたそうです。

これが実話というのですから怖ろしい話ですよね・・・。

 

さすがにこの体験談はまれな話だとは思いますが、このように病院送りになった方もいれば、行方不明になったまま捜索願いを出された方も実際にいるようです。

その他にも霊の目撃談は絶えず、

・全身青白い裸の嬰児がフロントガラスに逆さに張り付く

・トンネルの壁に人の顔が浮かび上がる

・ワイパーに髪の毛がからみついていた

・知らない間に後部座席に女性が乗っていた

等々、この他にも多数の霊体験が寄せられています。

 

また、このトンネルの近くには『まんだら堂やぐら群』と呼ばれる鎌倉時代に作られたやぐら(お墓)が密集している場所があります。

岩盤をくり抜いた中に火葬した遺骨を納める穴(納骨施設)があり、供養塔や石仏などが納められているようです。

その時代の名残からか武士の霊が多くみられることで有名です。

中でも、小坪トンネルからまんだら堂に向かって登っていく道の途中には、心霊特番でも取り上げられたことがある井戸があります。

 

この井戸では昔、ここが観光地だった頃に子供が転落死したといいます。

そのために今では井戸を転落防止のため、フェンスで囲っているんだそうです。

そんな危険な井戸に蓋もせずにフェンスで囲っただけにしているのは、また何か別の理由があるのでしょうか…?

一説では夜になると井戸から女性の霊が顔を覗かせるとか…。

 

様々な霊体験が語られる小坪トンネル。

なぜここまで多くの霊がでるのか・・・?

その理由のひとつとして、トンネルの上に火葬場があるからではないかと言われています。

しかし、ここまで多くの霊体験が起こるからには何かもっと別の、もっと恐ろしい理由があるのではないかと思うのは、私だけでしょうか…。

地図

名称:小坪トンネル
住所:神奈川県逗子市小坪7丁目 県道311号線

コメント

  1. 通りすがり より:

    小坪トンネルは何十年も昼、夜中、明け方等様々な時間帯に通っているけど全く霊現象になんてあった事ないよw
    まあ、トンネルの近くに火葬場があるからそう言う噂が広がっているだけで
    地元民としてはいい迷惑なだけw

    • 匿名 より:

      同感。学生時代は家までタクシーに乗る金もないので、深夜に鎌倉駅から歩いてトンネル抜けたことが何度もあるが、何もなし。寧ろ夏場に肝試しに来る輩の方がある意味やばい。火葬場は小学生の頃に亡くなった愛犬を残火で火葬してもらい、今でも恩義を感じている。