まるで映画『呪怨の家』のような事故物件
愛知県の心霊スポットでもよく取り上げられるものと言えば、やはり「三角の家」でしょう。三角形の土地に建てられていることから「三角屋敷」などとも言われています。
愛知県あま市甚目寺にあることから「甚目寺の家」や、外観が黄色いことから「黄色い家」「イエローハウス」とも呼ばれています。交通量が多い道路に面していて走行中に一見すると普通の家に見えますが、その外観からは想像もつかないようないわくつきの物件です。
中部地方最恐とも言われる心霊スポットになったのは一体なぜなのでしょうか。
調査してみるとまるでホラー映画『呪怨』に登場する伽椰子の家そのもの。
もしやこの家をモデルに映画『呪怨』が制作されたのではと勘ぐってしまいます。
転々と変わっていく住民や、関わった人々を次々と不幸にしていく呪いの数々。心霊スポットとして有名すぎる弊害からなのか、数ある噂の中で事実もしくはそうでないものもあると思います。
それらも含めてご紹介していきます。
過去に墓地があった土地を住宅地に
元々はこの「三角の家」が建っていた土地やその周辺一帯は墓地だったそうです。
その後、墓地が移転となりあたり一帯は更地となります。その土地に、ある老婆が小さな青果店を構えたそうです。しかしその青果店もいつしか立ち退くことになりまたもや更地になります。
そして時が経ちその土地は区画整理され数件の住宅が建てられました。そもそも墓地を移転する際に地鎮祭などの充分な供養をしなかったのが、この家にその後に起こる忌まわしい数々の出来事の原因だったのかもしれません。
分譲され住宅が建っていく中、三角形の土地ということもありこの三角の家が建っている土地だけが長い間売れ残っていました。
しかし今から30年程前(1980年代)に、ある若い夫婦がこの三角の土地を購入して現在のこの家を建てたそうです。真偽のほどは確かではありませんが、この家を建てるにあたり理由はわかりませんが二度工事が中断したそうです。
次々と住人が変わる呪いの物件
平穏な日々は続かず、最初の住人であった家主はギャンブルに狂い多額の借金を抱えたそうです。幸せだった家庭は崩壊し、仲睦まじかった夫婦はいつしか憎しみ合うようになります。
そしてついに精神の限界を超えた妻は旦那を刺殺し、その後自らもその命を絶ったそうです。
最初の住人であるこの夫婦の死については諸説があり、バブル崩壊で住宅ローンの支払いができなくなり妻と共に心中したという説、夫婦のどちらかが自殺したという説、事故死だったなどいくつかあり、確定的なことは申せません。いずれにせよ尋常ではない死に方をして、その話がベースになったということだけは事実ではないかと思われます。
幽霊が出ると言われはじめたのは、最初の住人の夫婦が亡くなって間もなくのことでした。
空き家になったこの「三角の家」にその後も新しい住人が入居してきます。短期間の間に計6組の新しい住人が入居しました。いずれの住人も早くて3日、長くても1年以内にこの家を後にしています。最初の住人の亡くなった夫婦の怨念なのかどの住人も夫婦だったようです。
玄関の前で女性の霊が出るという噂があります。過去に霊が出るという真相を調べるため、あるTV局が心霊番組の撮影に来ましたが、その時同行した霊能者(故・宜保愛子氏)が「この家には入れない」と撮影を拒否、または異常な行動をしたために番組がお蔵入りとなったそうです。
また、名古屋テレビが制作したホラー特撮TVドラマ「ダムド・ファイル」でもこの「三角の家」を題材にする企画があったようですが、様々な理由でお蔵入りとなったそうです。
転出時に幽霊が出ると言って退去した家族も…
さて、話を戻しましょう。最初の夫婦が不幸に見舞われて空き家になってから5年程経った頃、ある別の夫婦が入居してきました。しかし、その夫婦は半年程度でこの家を退去してしまいます。
一説によるとその夫婦は精神疾患を患い出ていったと言われています。病気の原因は不明ですが、精神的に苦痛を伴う何かがあったことだけは間違いなさそうです。
そして空き家になった三角の家にまたもや新しい住人が引っ越してきます。こちらも夫婦での入居者でしたが1年もたず退去しました。転出の理由として「幽霊が出る」とはっきり言って出ていったようです。
入居してきた夫婦6組すべてが不幸な何かで早々に三角の家から去っていったそうです。無理心中、自殺、事件などここまで続くのは異常なことで何かの因縁としか考えられません。経緯をふり返りながらこの家の様相を見るとだんだん悪魔の家に見えてきませんか。
余談ですがこの2階の窓には女性や子供の幽霊が出ると言われています。部屋には血まみれのベッドが残されており、こちらも後ほどご紹介させていただきます。2階の赤い扉付近にポツンと浮いているオーブらしきものも気になります。
どうやら不幸に見舞われたのは住人だけではなかったようです。この家で無理心中があり、通報により警察官2名が現場に駆けつけました。その警察官2名の精神がおかしくなり1名がそのまま発狂して死亡、もう1名は廃人のようになって一生を病院で過ごしたという噂です。
通報により警察官が訪れるケースは他にもあり、数年前の話ですが廃墟になったこの家に肝試しに来ていた若者が霊に憑りつかれ異常な行動を起こしたそうです。通報で駆けつけた警察官も発狂して、庭先に向かって「誰だー!誰だー!」と叫び続けていたそうです。その警察官も後に精神病院に入院することになったという。事実なら恐ろしい話ですね。
こちらも余談ですがこの写真の積み上げられた岩の上辺りに中年男性の霊が出るという噂があります。
三角の土地は風水では凶
さて、なぜこの家に次々と災いが起こるのでしょうか。
それは三角形の土地というのが原因ではないかという話があります。そもそも三角形の土地というのは風水・地相・家相ともに最悪とされています。不吉な間取りや家屋、土地というのは昔からよくないと言われており、無視して住み続けると精神疾患にもかかりやすく、悪い影響力があると言われています。さらにもともと墓地だった土地に充分な供養もせずその上に家を建てたことが、悪い霊などを呼び寄せている原因のひとつではないでしょうか。
では最後になりますが、この家の幽霊の目撃証言とともに、呪われた家「三角の家」の屋敷内部をご紹介させていただきます。
呪われた家「三角の家」の屋敷内部
入るのを躊躇いながら玄関の扉を開け中に入ると真っ白なホコリが積もり、何かをどけたような跡も見られます。
実際に過去に住んでいた住人の話では、頻繁にラップ音がする、物が動いたり水道から勝手に水が出たりなどのポルターガイスト現象がおこる、深夜になると2階から笑い声が聞こえる、子供が走り回るような足音がする、風呂場のシャワーから血のような赤い水が出てきた、家の中で常に人の気配がするなどがあったようです。このような怪異が頻出していたとしたら住人も気が気でなかったでしょう。
ちなみに玄関の前では赤ちゃんを抱いた女性の霊の目撃証言があります。三角の家の近くを散歩すると赤ちゃんの声が廃屋の中から聞こえてくるという証言もあり、もしかしたら過去にこの家で不幸に見舞われた夫婦の中に幼い子供連れの家族もいたのかもしれませんね。
こちらはシャワーから血のような水が出てきたと噂がある風呂場です。
廃屋になってからは家の中に入ると呪われるという噂があり、廃屋で肝試しをした方の話では携帯電話を持って入ったらと故障したという証言もあります。霊の目撃証言が多い場所では電磁波の乱れが起こるのは周知の事実ですので、強い電磁波によって故障した可能性もありそうです。
1階はリビング、和室、洗面所、お風呂、トイレ、応接室があるらしいです。内部の造りはいかにも昭和のような雰囲気になっています。それぞれの間取りが狭いからか嫌な圧迫感があって落ち着かない感じですね。
じつはガスや水道の配管業者の中でもこの家は有名で、当時まだこの家に住人がいた頃の話ですが施工依頼があっても業者側が断っていたという話があります。なぜ依頼を断っていたかは不明ですが、断るだけの何かおぞましい理由があったのでしょう。
また、この家の住人が退去して次の入居者を募集していた頃、募集前にリフォーム試みたところ、工事に携わった業者が1週間以内に亡くったらしく、その後は空き家になってもリフォームしないまま入居者募集していたそうです。
では…、心霊現象が多発している2階に進みます。階段の途中にオーブらしいものが写りこんでおり、上に行くのを躊躇います。怪異を目撃した人の話で赤い火の玉のようなものが三角の家から出て行ったという話がありますが、正体はこのオーブなのでしょうか…。
2階に上がった先は左右に2部屋あるだけのようです。どちらの部屋も手狭で圧迫感があり嫌な感じがします。奥にはクローゼットのような大きな押入れが見えます。幽霊が出る家で定番なのは押入れから霊が這い出てくるというのがありますが、住人がいた頃にそういった目撃談もあったのかもしれませんね…。
この2階の窓の場所では真っ白な顔の女性の霊の目撃証言が多数あります。
窓のところに写っている白い発光体のようなオーブは何なのでしょうか…。無念のまま亡くなった霊が部屋を彷徨っているようにも見えます。霊が現れる直前にオーブが出る現象はよく聞く話なので写真を撮る度にオーブが写りこむような場所は本当に危険だと思います。
この部屋からベランダに出ると母親らしき霊と子供の霊が、手すりにつかまってしゃがんでいるという目撃談があります。ベランダに出る際は不意に遭遇しないよう注意しましょう。
階段を上がって左側の部屋に入ると問題の「血痕がついたベッド」が置いてあります。
確かにベッドの上部と側面に赤黒いシミが見られます。なぜ過去に殺人事件が起こった家でこのような陰惨な事件を連想させるような家具ですら撤去しないのか不思議でなりませんが、じつはこの家具や物件が解体されずに残されていたのには訳があります。
映画『呪怨』の伽椰子の家のような取り壊せない家
この訳あり物件は旧J町の役場の主導で2度解体工事を試みたそうです。
しかし、重大な事故が発生してそのまま工事が中止になったという。それ以降は不動産会社に権利が移行され管理することになったものの、管理していた不動産会社の当時の社長も変死したそうです。取り壊されなかったのは、災いや祟りを恐れ手がつけられなかったからと言われています。
まさに映画『呪怨』に登場する伽椰子の家そのものです。通りに面していて立地条件もさほど悪くなかったにも関わらず、この家の資産価値は平成14年(2002年)の当時、わずか200万で売り出されていました。
今現在の三角の家の跡地は駐車場に
しかしその後、平成27年(2015年)10月~11月についに勇気ある者によって「三角の家」は解体されました。今現在は駐車場となっているようです。駐車場の端には今も霊が立っているだとか。ご利用になる方はくれぐれもご注意下さい…。
最後に三角の家が健在だった頃の探索動画がありますので興味ある方はご覧下さい。
三角の家(黄色い家)探索動画
地図
名称:三角の家(黄色い家)
住所:愛知県あま市甚目寺八尻95
コメント
殺人があったとしますと、うちの母親が犯人かもしれません。幼い頃家から血の着いたスカートで出てきた母を目撃しています。
甚目寺に2年住んでたことありますが、その時に深夜?だったと思いますが前の道路を通って帰ろうとしたときに警察と人だかりが三角の家の前にあって誰か不法侵入して通報されたと思って気にせず帰ったのですが、次の日仕事場で何となくその話をしたら不法侵入ではなく、誰も住んでいないはずの三角の家から道路に向かって物が飛んできたみたいでした。
気づいた人が通報し警察が到着後家の中を捜索したけど誰もいなかったみたいです。
声は、科学的技術で空間に出せます。幽霊の仕業ととらえた人は精神病になったりもするともかんがえられます。予想ですが、なんらかの理由がありこの家に、この科学の持ち主かやった仕業とぼくは考えます。すでに地球上には結構な科学力があり、誰かが、それを持っているとおもいます。第2次大戦エジソン対テスラも大戦の理由の一つです。その頃から、電気 を研究していました。ぼくがおもうのは、なぜすぐに心霊だとか悪の科学者とかの路線でほうむってしまうのでしょう?可能性を無視した計画はナンセンスですよね。真実を隠す理由はなんなのでしょう。確かに戦犯者のご遺族らに危害が加わらないようにするため、あまり大々的には、報じたりしないのは分かります。でもご遺族はご遺族。本人ではありません。予想です ケネディの頭に当たった何か、と似た科学力がこの家に施されたと、予想します。
登記簿みたけど昭和58年に土地購入。平成23年に家族または親族に相続されていている(名字が同じ)。現在も所有者は変わらず。現所有者の方は名古屋で会社を経営している。
オーブってホコリがカメラに映ったときピントを合わせようとしてボケることが原因らしいよ。
今は駐車場になっており、私個人では嫌な物を感じませんでした。ですが、夜になると自分の部屋からラップ音がして一ヶ月ほど続きました。興味本位で行く物ではありませんね。
三角の家のは仕事の帰りに良く通るんですけど幽霊屋敷と言う事は知りませんでした。
子供が数回出入りしたのは見た事あります。現在は駐車場になってますね
The つぶろで裏が取られてましたね。そんなに快気な事件は沢山発生していません
相変わらず「甚目寺の幽霊屋敷」は盛況だが、本当のハナシは違うぞ。
35年位前、新築建売一軒家として売りに出されて買ったのはSさんだ。
一家夫婦とお姉ちゃんと弟の4人暮らし。その半年程後に北陸にドライブに
行ったところ国道8号線でダンプカーと正面衝突。当時はドライバーはシートベルト
を締めないといけなかったが助手席、後席は規制がなかった。Sさんは大怪我をしたものの助かったが奥さんと子供達は亡くなった。原因はSさんの居眠り運転だった。
退院したSさんが家に帰ると当然家族はいない。罪の意識にとらわれたSさんは
首を吊って自〇した。家の前の道路にパトカーや救急車が来て大騒ぎだったそうだ。その後ローンが残っていたため親族の了解を得たうえで、裁判所が仲裁に
入り競売にかけられた。そして地元の不動産会社が競り落とし、最初は400万円
で売り出された。すぐに買い手がみつかった。不動産会社はいわゆる事故物件だと伝えたものの名鉄甚目寺駅のすぐ近く、交通量も多くバスが通る道路に面していたことで交渉成立。家具を運び出してリフォームしようとしたところSさんの霊が怒ってしまったのかリフォーム業者が怖い目にあったそうだがそのまま入居。
しかし僅か2日ででていってしまった。その後何度も入居しては出て行っての繰り返し。バスの乗客が「やっぱりあの家は出るんだね。」と噂した。
そしてそれから3年位後に事件が起きた。肝試し目的で忍び込んだ若い男2人の内
1人が発狂。大声で騒ぎ立てたため近所の住民が警察に通報。ところが駆け付けた
警官まで発狂してしまい大声で誰もいない庭にむかって「誰だー」と叫び続けたそうだ。応援のパトカーや救急車だけでなく消防車まで来たらしい。あまりにも
大きなコトになったため中日新聞にも報道された。
当時は海部郡甚目寺町だったため町役場が「これでは甚目寺町のイメージダウンになると不動産会社と協議して取り壊すことにした。ところが町役場の助役さんだったか亡くなり解体業者のひとも何人か亡くなったそうで全て取りやめになり
長い間放置されていた。しかしとうとう駐車場になったんだね。35年位前はかなりよく知られた幽霊屋敷だったよ。
ここよりも単純に西区の則武新町で広範囲に怨霊多数居ません?
YouTubeの四獣チャンネルで三角の家の動画がでてますが、こちらの記事をほぼ転載したような動画でした。
家の近くに在る。
結構車停まってる
度胸試しで入ったりした。
This was a very interesting page. Thank you for sharing it with us!
: )
自分は地元の人間ではないのですが学校帰りに3年はそこの道路通ったりしていましたが駐車場には車が1台しか停まっていませんでしたし、その車も最近見ません。
動画を勝手に使われてる・・・
まぁ別にいいけど・・・
供養の為暴走族110人集結
実際に40年以上前に住んでた家族を知っていますが、普通に引っ越ししていきましたよ。
たしかに名前はSさんで、弟がいたかは不明ですが、女の子はいました。
ご家族が立地の関係から体調を崩したのを(現実的な騒音問題)、あとから越してきた家族が短期間で入れ替わるので、尾ひれがついて面白おかしく拡散されていったのが真相だと思われます。
心霊の家って事故物件だったりして殺害された人は可哀想ですねその人は首を吊って死んだのかななんか怖いですね,障害者殺害されたんですねお疲れライスその他
愛知県民なので行ったことあります
私の弟と知人が階段を登っているとき何かに足を捕まれたと証言してました
因みにこの二人は面識が無いので口裏を合わせるなんてことはしていないでしょう
関係者が次々死んでゆくと有名でしたが取り壊されていたのですね
今は関東にいるのでこのサイトで知りました
愛知は恐らくネットには載っていない心霊スポットが結構ありますよ