スポンサーリンク
スポンサーリンク

伊勢神トンネル

全国的にも有名な心霊トンネル

愛知県に住む人ならば誰もが知ってるといわれる心霊スポットが伊勢神トンネルです。

伊勢神トンネルは2つ存在しており、1つは今現在も開通している新伊勢神トンネル。そしてもう1つは伊世賀美隧道(いせがみずいどう)という名称で、国の有形文化財にも登録されている旧伊勢神トンネルです。このトンネルが心霊スポットと呼ばれる大きな所以は、昭和の三大台風とも呼ばれる『伊勢湾台風』にあるといわれています。

 

昭和34年に起きたこの台風は昭和の三大台風の中でも最悪の被害となり、愛知県でも3,351人もの犠牲者が出ました。翌年の昭和35年に開通を控えていた新伊勢神トンネルでは、台風の当日に作業をしていた作業員の方12名がなくなったと言われています。

その為、新伊勢神トンネルには作業員の幽霊が出るというのです。

 

よく聞く話では、新伊勢神トンネルを夜中に通り抜けていると、雨でもないのにトンネルの中に雨合羽を着た男性が立っているのだそうです。

動く気配もなく、ただそこにうつむいて立ち尽くす男性。通り過ぎた後にバックミラーで確認するとその姿が消えているなどの体験が相次ぎ、その男性の霊というのがあの台風の日に、雨の中作業をして亡くなっていった作業員の方なんじゃないかと言われているんですね。

中には2台の車で肝試しをしにきた若者がトンネルを抜けた瞬間、「バン!」と車の天井に何かが落ちてくるような音がしたそうです。トンネルを抜けた先で車を止めて、後ろを走っていた友人に話を聞くと「お前の車に誰かが落ちてきて、そのまま車にしがみついていた」と言われたのだそうな・・・。

 

そんな霊体験が数多く語られる新伊勢神トンネルですが、作業員の霊と同じくらい有名なのが和服姿の女性の霊です。

トラックの運転手がトンネル通過中に着物を着た女性が手を挙げて立っているのを見かけたので、乗せてあげるといつの間にか消えてしまうということが頻繁に起こったそうです。

他にも、伊勢神トンネルに肝試しに行った帰りに携帯に着信があり、出ると女性のうめき声が聞こえたなどの体験もありました。

この女性に関しては確実な資料がないのですが、実際に乗せた人の話から伊勢湾台風の被害者なのではないかといわれています。

ある母親と小さな子供がこの台風災害でなくなっており、お互いがお互いを探してこのトンネルをさまよっているという噂も耳にします。

 

その子供の霊はどこに出るのかというと、旧伊勢神トンネルでの目撃情報が非常に多いそうです。トンネルを挟んで再会することのない親子の霊が、他の霊をも呼び寄せているのだとか。では実際に旧伊勢神トンネルで起きた霊体験を紹介していきましょう。

 

霊体験その①

ある男性が一人で肝試しに行こうとしたが、旧トンネルを見つけられず周囲をうろついて帰宅した。その次の日に霊感のある知人に「赤いオーラの女が憑いている」と言われ、肝試しに行った二日後には交通事故を起こし、気が付くと病院にいた。事故を起こした記憶が全くなく、バイト帰りに家に向かう道とはまったく違う道で事故を起こしたのだった。

後日、こりずにトンネルに向かい帰宅したところ、また霊感のある知人に「今は赤いオーラの霊が7人憑いてるよ」と言われる。さらに別の霊感がある友人には会った瞬間に「後ろに7人憑いてるよ」と言われたため、それ以来そのトンネルに近づくことはやめた。

 

霊体験その②

数人の友人とともに車2台に分かれて肝試しに出かけた。

トンネルに近づくと、別の車を運転している友人が「気分が悪い」と言い始めたが、怖がらせるためのジョークだと思いその場ではあまり気にしなかった。

ところが帰宅しようとするとその友人から「乗っている車から異音がする」と言われる。挙句の果てには「後ろから人がついてきてる」と慌ててハンドルを切った為に友人は事故を起こした。

それでもまだ半信半疑ではあったが、友人を自分の車で病院まで連れていった。その後、事故車を回収しようと現場に戻ってレッカー車を手配した。

すると、レッカー作業員が「これ誰の手形ですかね…?」と言い出したのだ。のぞき込んでみるとそこには女のものであろう手形が3つもついていた

その3日後、その友人は事故を起こした車と同じ車種の車に轢かれ亡くなった。

 

霊体験その③

ある晴れた日の夜中に友人3人で肝試しにいった。

3人でトンネルに向かう道をツーリングしていると、友人の1人を見失ってしまった。バイクを停めて、どこへいったのかと携帯に電話をすると『もうトンネルについた』という。

あわてて2人で追いかけてトンネルに到着するがいない。もう一度電話をすると、今度は『もうトンネルを抜けてしまった』と言うのだ。

2人がやっとの事でトンネルを抜けると、友人のバイクだけが取り残されており、友人の姿は見当たらなかった不安になりもう一度電話をかけてみる。すると・・・。

 

俺「いまどこにいるの?」 友人『家にいるけど』

俺「はぁ?今一緒に肝試しに来てたじゃん。」 友人『意味わかんね。つか眠いから切るわ。』

 

何が何だかわからないまま、2人はいなくなった友人の家を訪ねる事にした。

インターホンを鳴らすが誰も出てこない。不思議に思いドアノブに手をかけると開いている。ドアを開け2人は家に入り、部屋の中で友人が寝ているであろう布団をめくると、変わり果てた友人の遺体がそこにはあった

 

以上のように親子の霊に限らず、色々な霊体験をされている方が大勢いらっしゃるようです。

他にも、誰もいないトンネルの中で低い男性の声「おい!」「何やってるんだ!」と話しかけられるという体験。肝試しの後に付近の駅にナビを設定して帰ろうとすると、なぜか伊勢神トンネルまで戻ってしまうという体験などもあったそうです。

全国屈指の心霊スポットでもある伊勢神トンネル。

新伊勢神トンネルは現在も使われているトンネルですが、旧伊勢神トンネルは肝試しくらいでしか人は近づきません。旧伊勢神トンネルでは女性がはいると母親を探す子供の霊に連れていかれてしまうとも聞きます。決して面白半分で遊びに行ったりはしないようにしましょう。

地図

名称:伊世賀美隧道(旧伊勢神トンネル)
住所:愛知県豊田市明川町岩立

※下にある大きなトンネルが新伊勢神トンネルになります。

コメント

  1. 匿名 より:

    地元の人間からすると、旧トンネルも普通に生活道路なんだよなぁ。

  2. 匿名 より:

    女性と子供の霊については、飯場に旦那の飯を届けにきて、流された人じゃないですかね?
    流された飯場は、長野県側出て直ぐの急カーブ、右側の地蔵堂の所です。

  3. 匿名 より:

    旧トンネルについては、そばに住んでいる、おじいさんが
    迷惑しているという記事が探偵ファイルに出ていたことがありますな。

    旧トンネルでは事故なんて起こっていないと。

  4. エンドロシ より:

    旧伊勢神トンネルは何ともないです。霊感が強かった時に何度か行きましたが全くでした。結局はただ噂話に尾ひれが付いただけの古いトンネルです。