新小岩駅

自殺者が後を絶たない駅

東京に住んでない人でも「新小岩駅」という駅名は聞いたことがあるのではないでしょうか。

2011年から2018年までの短期間に44人が亡くなっている、人身事故の多さで有名な駅です。

駅構内での人身事故といえば、その原因はやはりほとんどが飛び込み自殺。

なぜこの駅での飛び込み自殺がこんなに多いのか、それは2011年に起きたとある事故によって「新小岩駅」が不名誉な形で知名度を上げてしまったことが大きな要因かと思われます。

2011年7月12日にその事故は起きました。

新小岩駅の駅構内で45歳の女性が通過する成田エクスプレス(NEX)に飛び込みました。

飛び込んだ女性の体は、通行中の電車の角にぶつかって弾き飛ばされ、5m離れたキオスクに突っ込みました。

上の画像の白いシートがかかっているところがそのキオスクです。

その際キオスクの中にいた女性が、飛び込んできた女性の体にぶつかり打撲を負い、その他にも近くにいた男女3名が割れたガラスなどで切り傷等の軽傷を負いました。

当時キオスクで働いていた女性は「ドンという音と共に女性が倒れていた。頭から血を流しピクリとも動かなかった。」と事件の衝撃を語っています。

電車のフロント部分についた血痕が生々しいです。

ただの飛び込み自殺ではなく、負傷者を数人出したこの事故は、瞬く間にメディアに取り上げられ大きな話題となりました。

そして翌日の7月13日にまた一人、50代の男性が同じく成田エクスプレスに飛び込み自殺したのです。

そこからは同7月にもう一人、8月にまた一人と続けざまに新小岩駅で自殺者が出ました。

最初の事件が大勢の目にさらされることで、自殺願望のある人たちの中に「あそこなら確実に死ねる」という気持ちが芽生えたのかもしれません。

※画像は当時のフライデー記事より引用

実際、新小岩駅は不謹慎な話ですが自殺に向いている駅でもありました。

成田エクスプレスは時速100キロを超すスピードでホームの横スレスレを通り抜けます。

しかし駅のホームにはホームドアは設置されていません。

さらに弓なりになったホームの形状から、運転手からは飛び込む人の姿が見えづらくなっていました。

株やFXの投資に失敗した人がネットで「新小岩に行く」=(自殺をする)と次々に発言した事も相まって、新小岩駅では負の連鎖が続いていたのです。

しかし新小岩駅の関係者もその現状を変えるべく努力を続けました。

まずホームの人員を増やし駅構内を巡回、一番被害の多い成田エクスプレスの通過時には警備員がホームにロープを張るようにしました。

その他にも、

・屋根の一部を自殺を抑えるという青色の透明アクリルに変える

・ヒーリングミュージックをホームで流す

・ヒーリング画像を駅構内で流す

・一般人に非常停止ボタンに慣れてもらうよう、練習用の装置を設置

などなど、できうる限りの手を尽くし、自殺者の数も減ると期待されたのですが、残念ながら今年2018年の時点でもすでに2名の自殺者がでています。

こういった対策にも関わらず自殺者が続くということは、自殺をしやすいという理由とは別に何か、オカルト的な原因があるのではないかとすら思えてしまいます。

現にこの駅では幽霊の目撃談が多く寄せられています。

一番有名なのが、『腕を探す男性の霊の話』です。

サラリーマン風の男性が駅の中を「僕の腕知りませんかー」「僕の腕知りませんかー」と大声を上げながら駅のホームを彷徨い歩いてるんだそうな。

その霊に耳元で「知りませんかぁ?」と問いかけられて、驚いた拍子に白線の外側に出るとこだったと語る人。

その男の霊が電車に飛び込み「こうやって死んだのか!」と線路で笑っていたという目撃談もありました。

霊感のある人がホームにいくと、半透明の黒い人影が線路に飛び込む様子が見えてしまうという噂もあるようで、自殺者の中にはそれらに引き寄せられた人もいたのかもしれません。

心霊スポットと呼ぶにはあまりにも日常的な場所ですが、多くの人が亡くなってるという事実と、自殺防止の為にある数々の施策は異様さを感じざるを得ません。

2020年度までにはホームドアを設置する事が決定されたそうなので、今後は自殺者が減少していくことを祈るばかりです。

地図


名称:新小岩駅
住所:東京都葛飾区新小岩1丁目45

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